三島市議会 2016-03-14 03月14日-05号
教育委員会制度は戦前の国家主義教育の反省に立ち、政治的中立性の確保、方針の継続性、安定性の確保、地域の人たちの参加で地域の住民の意向を反映するという大原則が掲げられ、教育が政治から影響を受けないようにするために設けられました。自治体トップの考え次第で教育内容がコロコロ変わったりすることがないように、独立して教育行政の運営に当たってきたのが教育委員会です。
教育委員会制度は戦前の国家主義教育の反省に立ち、政治的中立性の確保、方針の継続性、安定性の確保、地域の人たちの参加で地域の住民の意向を反映するという大原則が掲げられ、教育が政治から影響を受けないようにするために設けられました。自治体トップの考え次第で教育内容がコロコロ変わったりすることがないように、独立して教育行政の運営に当たってきたのが教育委員会です。
戦前は天皇主権に基づく富国強兵が基本的な教育理念とされ、その実現のために忠君愛国、皇国民の錬成という国家主義教育と、それを基調とする軍国主義教育が行われていました。
文部省は30人学級の実施を横に置いて、子どもたちには低学年からの詰め込み学習指導要領、差別、選別の競争の受験に、校則で管理統制して、教師には憲法、教育基本法の精神よりも、通達などで管理、統制を強化して、全教師に勤務評定を実施して、昇給、昇進などで差別させ、新たに日の丸、君が代の学校への押しつけから、自民党、自由党、公明党によって国旗、国歌として法制化をしようとする、国家主義教育が強要されようとしています
また、心豊かな人間の育成という名のもとにすべての教科で道徳教育を重視され、日の丸、君が代、天皇敬愛を押しつけられる国家主義教育が進められている現状であります。